蛮茶菴

フォト・エッセイ ごまめの歯ぎしり
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# 續・里芋が吸ひあげてできる水滴 mercredi 17 juin 2015

一夜明けた朝六時、コーヒーを淹れる準備をしてゐて、なにげなく里芋の葉に目が行きました。昨夜貝殻の蓋を思はせてゐた葉が、胸をはり、両手足を拡げたやうに広がり、様変はりしてゐました。


20150617

20150617

   < こちらとあちら、こぼれ落ちたとおぼしき水滴 >


なにより驚いたのは、内側に水滴を吸ひあげてゐた葉が、その丸まつた窪みに分泌される水滴を貯めたのでせう、大きな水玉になつてゐて、いまにもこぼれ落ちさうですが、からうじて、そこに踏みとどまつてゐました。表面張力の爲せる業なのでせう。


20150617


微細なことですが、すこし注意を拂つてみてみると、意外になにも知らないことがよくわかつてきます。


なかには上下に水滴があるものもありました。なぜかうなるのかわかりません。またなかには、葉先から水を分泌しなくなつたものもありました。この段階で成長が止まるはずはない、と思つていたら、葉裏の茎付近に水滴ができてゐるのを發見しました。


20150617


なぜそこに水滴があるのかもわかりません。でも、葉裏のそこに、三滴の水滴ができてゐるのは事實です。その状態から推測すると水の分泌は葉先だけの専賣特許ではなささうです。


20150617


最後に新しい水に交換して氣がついたこと。里芋には粘りがありますが、ブラスチック容器にもその粘りが付着するようです。容器の水に関しても同様のことがいへます。里芋の粘りと関係するのだと思ひます。






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コメント
いつも目を通していただき、そのうへコメントまでいただきありがとうございます。

目を通してくれる人がゐるのは、ありがたいことです。感謝してゐます。

| 蛮茶菴 | 2015/06/19 10:22 PM |

寺田寅彦の観察眼と同じものを思い起こしています。
こちらには"詩情"を感じます。
| Genkikun | 2015/06/19 1:26 PM |

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